NO.10の近くまで - プロローグ
遥か昔 この世界にまだ昼と夜がなかったころ
二柱の神々が 互いの存亡をかけて
戦いを繰り広げていた
一柱は 銀の嘴を持つ常闇の鳥の姿
一柱は 金の嘴を持つ光明の鳥の姿
長きに渡る戦いは ついに相討ちで決着を迎え
常闇の鳥は 夜の闇と銀の星に
光明の鳥は 昼の光と金の雨になって
地上へ降り注ぎ そしてまた長い時を経て
うつくしい結晶となった
(ディヴァイン・コア発祥の言い伝えより)